またまた天気は下り坂 ― 2024/11/01 14:44
東シナ海に台風があって、西から天気が崩れてくるらしい。今晩から東京でも雨が降り出し、明日は一日雨が降るんだそうだ。朝のうち晴れていましたが、昼過ぎからは曇っています。気温は21℃ぐらい。
午前中は日差しがありました。
少しずつ秋のバラが開いています。
イエロー・シンプリシティ
パパメイアン
クリムゾン・グローリー
ラ・フランスと赤いパパメイアン
インカ
芳純
南北戦争時代の北軍の軍歌『ジョージア行進曲』あるいは『海への進軍』。
Vocaloidが日本語で歌っています。
海への進軍とかジョージアを越えてなどとも呼ばれるこの歌、実は北軍のシャーマン将軍の軍事作戦を歌詞にしています。実行した作戦はアトランタから大西洋に面した港町サヴァンナ(サヴァナ)までの約400kmを、幅50kmから100kmに渡って家も畑も工場も鉄道も橋もすべて焼き払うというもの。1ヶ月ちょっとでサヴァンナに到達したシャーマンは「この街をクリスマス・プレゼントに」とワシントンD.C.に打電したそうだ。文字通りアトランタの貴族的な生活は『風とともに去りぬ』となったとともに、この軍事作戦がまさにその後の米軍の本質を暗示している。第二次大戦におけるドレスデン大爆撃、東京大空襲、そして広島・長崎への原爆投下等々、非戦闘員も皆殺しにする作戦の萌芽がここに見て取れる。
半ば都市伝説のように「京都が空襲に遭わなかったのは、アメリカが文化財保護の観点から意図的にターゲットにしなかったんだ」なんて言う人もいますが、とんでもい。5回ほど京都も空襲を受けています。いずれも死者は数十人だったそうだ。それよりも、原爆投下の第一候補が京都だったということまでわかっています。人口100万人以上で、比較的人家が密集しており、山に囲まれた盆地で、原爆の効果がよく分かるというわけ。
さてさて久々にエノケンの東京節がYouTubeに上がっていましが。というか5年前に上がっていたんで、気が付かなかっただけか。もちろんジョージア行進曲のパクリです。「ラメちゃんたらギッチョンチョンで、パイのパイのパイ」というサビがナンセンスソングの魁と言われます。大正時代の風俗が面白いビデオです。1分7秒あたりから鞠をつく女の子が登場しますが、草履を履いた足の裏でも器用に鞠をついています。
「東京で繁華な浅草は、雷門、仲見世、浅草寺」と歌われますが、雷門は1866年に焼け落ちて、その後1960年になって松下幸之助がポケットマネーで再建したことになっています。でもなんか行事があるとそのたびに仮設の門が作られたらしいですね。最初と同じ音源ですが、当時の町並みが見られて面白いビデオ。あ、上のビデオの音の子、このビデオにも登場しています。
最後の演歌師と言われた櫻井敏雄。ヴァイオリン演歌という楽器を弾きながら歌うスタイル。デパートの寒々しい吹きさらしの屋上で、袴姿で寂しく弾き語りしていた姿を思い出します。お客さんもほとんどいなかったなぁ。なぎら健壱とのデュオです。
植木等も歌いました。歌詞はちょっと違いますが。
森山加代子
最後に「大正野球娘」
季節外れの大雨 ― 2024/11/02 16:11
最高気温が16℃ぐらい。今のところ雨は18ミリほどですが、これから強まりそうです。ル・ヴァン・カップを見ていたら、延長後半あたりからかなり強く降ってきました。おまけに新幹線が一時止まったりして、名古屋のサポーターがなかなか東京に着けなかったみたい。新潟のサポは新幹線の臨時列車が出て、かなり余裕で到着したらしい。満員札止めのなか、決勝はなかなかいい試合だったけど、PK決着はねぇ。
ちょっと雨が小降りになった時に屋上に上がってみました。三和土は水が溜まっています。
このところ雨が多いので、芝生はどんどん緑が濃くなっています。
芳純。花が雨に濡れて頭をたれています。
クリムゾン・グローリー
ホワイト・クリスマス
パパメイアン。花茎がぐんぐん伸びて2メートル以上のところで咲いています。
ピンクのラ・フランス、赤いパパメイアン
黄色いミニ
クリムゾン・グローリー
ブルー・ムーン。雨にあたって腐りかけているみたい。
ビデンス
懐かしいフレンチ・カンカン。ムーラン・ルージュとかなんかの雰囲気かな。行ったことないけど。
1954年ジャン・ルノワール監督、ジャン・ギャバン、エディット・ピアフなどが登場したフレンチ・カンカンという映画。
フランク・シナトラとモーリス・シュヴァリエおまけにシャーリー・マクレーンまで登場した1960年のハリウッド映画。
そして、ウィーンで大活躍したアメリカの歌姫メラニー・ホリデー。フォルクス・オーパーでは彼女のための演出で、『メリー・ウィドー』の中に『天国と地獄』の地獄のギャロップをはめ込んで、フレンチカンカンを歌って踊るのが人気でした。フォルクス・オーパーの来日公演のたびに話題になりました。
よく降りました ― 2024/11/03 14:51
降り出しからの総雨量は36ミリ。今日は一転してドピーカン。気温も22℃を越えています。
眩しいほどの好天。
ホワイト・クリスマス
パパメイアン
クリムゾン・グローリー
ピンクのラ・フランス、赤いパパメイアン
インカ
ビデンス。春先に苗を1本植えたら、秋にはこれだけ広がりました。
芝生がかなりきれいになっています。
ピエール・サンドランの『甘き思い出』。ジョヴァンナ・バリエラという人がガンバを弾きながら歌っています。
11/4 ターリヒ弦楽四重奏団@所沢ミューズ ― 2024/11/05 15:12
昨日(11月4日)は所沢ミューズでターリヒ弦楽四重奏団を聞いてきました。チェコは弦の国とよく言われますが、スメタナSQを始め、パノハSQ、マルティヌーSQ、チェコフィルSQ、プラジャークSQ、コチアンSQ、プラハSQと名だたる弦楽四重奏団が目白押し。ただし日本でかなり売れっ子になったスメタナSQにしろ、プラジャークSQにしろ、かなりゆるいアンサンブルで、その独特な鄙の香り馥郁たる音楽が特徴でした。昨日聞いたターリヒSQは、それらの団体とは一線を画す、かなり緻密なアンサンブルに磨きをかけたグループでした。
曲目やらメンバーはこちら。ドヴォルザークの『アメリカ』は、お馴染みヴァイオリンのトリルに引っ張られてヴィオラのソロが始まると、のっけからこのアンサンブルなかなかやるなって感じ。4人の弦楽器がそれぞれに特徴をもった音色をしていて、それでいて見事なアンサンブルになっているのにまず関心しました。うまい弦楽四重奏団は4人の音色まで揃えて、それこそ鉄の規律でアンサンブルを磨き上げていくタイプを多く聞いてきたので、この4人の個性的な音色は聞いていてとても新鮮でした。特に哀愁に満ちた第2楽章の歌い回しは素晴らしかった。汽車の音をなぞったとされるラストのロンドはかなりの迫力でフィナーレまで突き進んで、喝采を浴びていました。
続くスメタナの『我が生涯より』もまずヴィオラの悲劇的な主題が鳴り響きます。この人なかなか個性的な音色。スメタナも晩年、梅毒に侵されて聴力が衰えたそうだが、悲劇的な要素と青春時代の回顧とがない混ぜななった、かなりスキゾな音楽でもあります。第2楽章は楽しいスケルツォ。舞曲の形式で楽しさを表現するのは、人間の身体性と結びついた喜びだからだろう。これは第4楽章にも典型的に現れていて、楽しいワクワクするような舞曲から一転して悲劇的な結末を迎える。ここらへんの人生の多面性の表現もみごと。最後のピッツィカート3つで静かに人生の幕をおろしたんでしょうか。
後半はシューベルトの『死と乙女』。実に堂々とした演奏でした。4人の集中力はすごかったですねぇ。最後まで迫力満点の演奏でした。たぶんこの弦楽四重奏団は初めて聞く団体だったと思うんだけど、これはいいね。
ターリヒ弦楽四重奏団でドヴォルザークの『アメリカ』。
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昨日はドピーカンで最高気温も23.1℃まで上がりました。所沢の航空公園では家族連れがテントを張ってピクニック気分。サッカー少年がボールを蹴っていたり、あと凧を上げている人も多かったですねぇ。今日は最高気温20℃。午前中はちょこっと日が出ていましたが、昼からは曇り空。写真は昨日撮ったものです。
スペクトラ
マダム・アルフレッド・キャリエール
ラ・フランスとパパメイアン
インカ
サハラ
木枯らし1号 ― 2024/11/07 14:23
昨日は1日中どんよりと曇っていましたが、今日はドピーカン。気温は16.6℃まで上がりましたが、最低気温が9.3℃。そろそろストーブを出す頃かな。今日は北寄りの風が吹いています。最大瞬間風速13.7メートルを記録したんだそうで、木枯らし1号となりました。なんでも10月中旬から11月末までに8メートルを超える北風が吹くことが条件なんだとか。
ラ・フランス
クリムゾン・グローリー
いつもより1時間ほど早く屋上に上がっていみました。
スペクトラ
楽園。熟した柿の実のような色合い。
ビデンス。園芸種なんでしょうが、繊細な花です。
芳純
ミニバラ
ピエール・アテニャンのバスダンス『ブラシ』。時々ご紹介しているアンサンブル・ル・バンケット・デュ・ロワの演奏です。
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