ヘミオラ ἡμιόλιος ― 2012/10/13 15:22
ちょっと昼間は暑いくらいの陽気ですが、空はすっかり秋の気配。
でもまだまだ夏のものも残っています。
クロチルド・スーペール
夏の客人
ミニバラ
たっぷり水を撒いてから、ちょっといたずら。
ラ・フランス
チャイナ・ドール
アリスター・ステラ・グレイ
オレンジ・マザーズデイ
スペクトラ
芳純
今日はまず、以前にも登場した昔懐かしい『ウルトラセブン』最終回。「僕はね、人間じゃないんだ。M78星雲から来たウルトラセブンなんだ!」
バックにずっと流れているのがシューマンのピアノコンチェルトの第1楽章。演奏はディヌ・リパッティのピアノ、カラヤン指揮フィルハーモニア・オーケストラ。もう60年以上前の録音でもちろん著作権なんかとっくの昔に無くなっているはずですが、未だにこれを超える演奏は出てこないと言われています。
音楽のリズムの刻み方にヘミオラという技法があります。たとえばこんなリズムを
|♩♩♩|♩♩♩|
こんな風に
|♩♩¦♩♩¦♩♩|
弾く(感じる、数える)やり方ですね。上のリズムでは普通の3拍子が2小節。下は4分音符2拍分を一つに数えて、大きな3拍子になります。
ギリシャ語のἡμιόλιοςという形容詞は1つと半分、1.5という意味。通常はバロック音楽の特にカデンツ(曲の終止部)に使われるなんて説明がされますが、これを執拗に使い続けたのがシューマンのコンチェルトの第3楽章。小節線で表される普通の3拍子とアクセントの位置がずれるので、奇妙な浮遊感が漂います。
もちろんバロック音楽のカデンツや、クーラントのリズムなどが有名ですが、多分これはラテン・アメリカから伝わったリズムなのかもしれません。その意味では本当のルーツはアフリカにあるのかも。バーンスタインのこの曲なんか、有名な一例です。
というわけで今日の本題は、Dave Brubeckが弾く有名なワルツ。ヘミオラを多用した、クラクラするようなリズムが特徴です。
もう一つヘミオラが効果的に使われている演奏。

























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