久々に真夏日割れ2024/07/11 13:51

今のところ最高気温28.8℃。朝からどんよりと曇って、時折雨が降ってくるといった空模様。気温はともかく、湿気が強いのが嫌ですねぇ。




サルスベリが1回目の満開を迎えています。


芝生の上には花びらが散っています。


バラの2番花はおしまい。



ルイ・クープランのヘ調のシャコンヌ。ケヴィン・コミサルクのチェンバロ。

シトシト2024/07/12 14:41

シトシト降り続いております。現在までの雨量5.5ミリと大したことはないんですが、これから夕方にかけてもうちょっと本降りになりそうな話です。現在の気温23.8℃。でも湿度が高いので快適とは言い難い。

朝のうち雨が小降りのときに屋上にあがってみました。


芝生がしっとり雨に濡れて、青々としています。20年以上西洋芝をやっていますが、この時期に全く病気がないのは初めてです。今年は消毒薬もほとんど撒いていない。


ミニバラが雨に濡れています。


ナデシコ


桔梗


バラの2番花はほぼおしまい。




リチャード・エガーのチェンバロで、ルイ・クープランのハ調のパッサカリア。ルイ・クープランのパッサカリアってすごく広々として悠揚迫らぬ音楽です。

ヴィンツォー指揮読響でドヴォルザーク、モーツァルト2024/07/13 20:45

今日は池袋で読響の土曜マチネを聞いてきました。指揮者はカタリーナ・ヴィンツォーという女性。全く未知の人でしたが、最初かなエネルギー全開。まずはドヴォルザークの序曲『謝肉祭』。打楽器が勢揃いして高らかに打ち鳴らされ、一気に祝祭的な盛り上がりを築く。中間部でちょっとやすらぎの時間が流れるが、とにかく賑やかな序曲だ。読響は開始からのお祭り騒ぎを見事に演奏しておりました。

懐かしいジョージ・セル指揮クリーブランドの「謝肉祭」。

2曲目はモーツァルトのフルートとハープの協奏曲。かつてはよく演目に上がったものだが、最近はほとんど聞かないですねぇ。時代がモーツァルトまでは古楽器という事になったせいかもしれない。フルートはマチュー・デュフォーという人、ハープは読響の影山梨乃という人。オケの編成を減らして美しい音楽を狙ったみたいだけど、美しすぎて食い足りない。特に第2楽章の天国的な掛け合いのあたり、現代の聞き手の感覚とは乖離しちゃっているのかなぁ。如何ともしがたい睡魔に襲われる。

ランパルとラスキーヌそれにパイヤール室内管弦楽団でそのモーツァルト。

後半はドヴォルザークの8番。これはもうボヘミアのかほり全開。冒頭のチェロの主題が芬々たるスラブ臭を掻き立てます。数十年前はこの曲に「イギリス」って副題がついていたような気がするけど、あれは何だったのかな。オックスフォードだかケンブリッジだかで、ドヴォルザークが音楽学の名誉博士号をもらったとか何とか、そんな時代に被っていたせいかな。ヴィンツォーという指揮者、地味で田園的な第2楽章でもかなり大掛かりな盛り上がりを作ったりして、なかなか起伏に富んだ演奏を聞かせてくれました。

これも名盤。ジョージ・セル指揮のクリーブランドでドヴォルザークの8番。
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昨日は結局14ミリの雨が降りました。今日はまた暑さがぶり返して、最高気温31.9℃。




パレード


桔梗とマイスタージンガー


多少つるバラの花が残っています。



またもやシトシト2024/07/14 14:48

今日は朝からどんよりとした曇り空。時折雨が落ちてきます。雨量は12ミリ。最高気温は27℃ぐらい。

パレード


ミニバラ


ストロベリー・アイスの花も少なくなってきました。


夜中にかなり激しく降ったみたいで、サルスベリの花が水を吸って枝が枝垂れています。




ハツユキカズラの新芽



ジャン・フランセの木管四重奏曲。20世紀の音楽ですが、とても聞きやすい。

アラン・ギルバート指揮の都響でベートーヴェンの5番2024/07/15 20:10

今日は池袋の芸術劇場でアラン・ギルバート指揮の都響を聞いてきました。ギルバートはコロナのあとちょっと太ったかな。確か彼自身もコロナに罹ったような話だったけど。1曲目はアイヴスのコンコード交響曲から「オルコットの人々」。アイヴスがピアノソナタ第2番として書いたものを、ヘンリー・ブラントなる人物が交響曲に編曲したものなんだそうだ。まあ、無理矢理感が半端ない代物。ちょっと聞くとすぐに分かるけど、ベートーヴェンの5番のテーマがそこここに散りばめられている。「オルコット家の人々」ってぇのは、父親エイモスと娘のルイーザ(若草物語の作者)の話なんだそうだ。ふーん。とんでもなくつまらない一曲。
 

続いてモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調。ヴァイオリンが樫本大進、ヴィオラがアミハイ・グロスというベルリン・フィルのユダヤ人。編成をかなり絞っていはいたけど、かなりご立派な演奏。弦の重みが半端ない。モーツァルトに重みは必要だろうか。交響曲と言うだけあって、かなり重量級の響き。ベルリン・フィルで年中やっている人には当たり前の音楽なんだろうが、まあ、ご立派な演奏。新鮮な音楽というよりは、勝手知ったる自家薬籠中の商品を披瀝した感じ。音楽の喜びとかハッとする瞬間とか、そんなものはお構いなくとにかく予定調和に持って行く演奏でした。

後半は実演ではホントに久しぶりにベートーヴェンの5番。いわゆる「運命(Schicksalssinfonie)」というやつ。これもまあ、ご立派な演奏でした。ベルリン・フィルかウィーン・フィルがやっているといっても過言ではないほどの迫力と緻密なアンサンブル。冒頭の運命のテーマからギルバート渾身の演奏ではなかったかと思います。弦も管も一体となってひたすらベートーヴェンに奉仕する姿勢はおみごとでしたが、いかんせん感動したかと言われると、ちょっとねぇ。そうじゃないんだよって気持ちがどうしても拭いきれないもどかしさ。

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最高気温26.9℃ながら湿気が強くて我慢しがたい暑さ。夏は嫌ですねぇ。



雨を含んでサルスベリがかわいそう。


芝生の上に落花盛ん。


ミニバラ