マチルダ2011/05/24 22:55

夕べはかなり降りましたが、昼頃には上がって午後はすっきりと晴れました。でも雨をたっぷり吸い込んでいて今日は芝生を刈れず。明日刈るとなると、中4日になります。今の時期西洋芝ではちょっとつらいインターバルです。

パーゴラのてっぺんにはまだロココが残っています。
ロココ

ロココ

ロココ

今調子がいいのは、クロチルド・スーペールとクリムゾン・グローリー。

クロチルド・スーペール(粉粧楼)は本当に花数が多いですニャ (=^^=)

アプリコーラの足元ではマリーゴールドが咲き誇っています。


雨上がりで、テントウムシも気持ちよさそう。

つるバラはそろそろ終了。



ハリー・ベラフォンテの2回目。何にしようか考えたんですが、やっぱり馴染みのある曲がいいなって思って・・・オリジナルの口笛のイントロで


次のは比較的最近のビデオでしょうか、いかにもカリプソって雰囲気のマチルダ(7分28秒あたりからのア・カペラのコーラスがなかなか聞かせてくれます)。


ところでなんでカリブ海あたりの黒人奴隷の音楽をカリプソって言うんでしょうか。
もちろん語源はギリシャの女神Καλυψώ(Kalypso)。トロイからの帰国の途上、折り合いの悪いポセイドンに何かと妨害されているオデュッセウスと、7年間も同棲した海の女神。オデュッセウスはトロイで10年戦って、国に帰るのにも10年かかった不運な人ですニャー。
同じギリシャ側でも、総大将のアガメムノンは戦後すぐにミュケーナイに帰って、さっさと奥さんと間男に殺されてしまいます。10年かかって国に帰ったら、奥さんが求婚者に囲まれて自分の帰りを待っているっていうのと、まあどっちが幸せか、微妙ではありますが。
とここで、いきなりモンテヴェルディに振ってみようかと思ったんですが・・・それは思いとどまって・・・ハリー・ベラフォンテの古い歌をもう一曲。メロディがきれいな歌です。