元肥完了 ― 2025/08/13 14:15
昨日から入れ始めた夏の元肥、残り半分を入れました。今日は30℃前後でしたが、暑い最中の作業は堪えますねぇ。冬の寒肥はカチカチに凍ったところを掘り返すのが面倒だけど、それよりも夏の肥料入れは辛い。
マツバボタン
今日は朝からずっとこんな空模様。
桔梗は花が一段落したのでちょっと切り戻しました。
サルスベリがやけに元気だ。
久しぶりにトクサとナデシコ。
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮のイル・ジャルディーノ・アルモニコとコパチンスカヤ。ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲RV191。バロック・ヴァイオリンを弾いています。オランダの佐藤俊輔なんかもそうだけど、若手の人で両刀遣いは増えてきました。
夏の元肥 ― 2025/08/12 15:05
気温は30℃をちょっと超えた程度ですが、湿度が75%。耐え難い蒸し暑さです。
いかにも湿気が強そうな空。
またあのキノコ。
サルスベリ
パレード
マツバボタン
意を決して夏の元肥を入れ始めました。右から6-8-4のぼかし肥料、牛糞堆肥、リン酸25%のバットグアノ。これを混ぜてバラの根元に穴を掘って埋めていきます。どれも20キロの袋なんで、屋上まで運び上げるのが一苦労。
ビデンスが広がっている所ですが、上から掘り起こして肥料を入れていきます。
時々無性に聞きたくなる一曲。モーツァルトのディヴェルティメントK563。弦楽トリオの曲で、6楽章からなる長大な曲。ヴェロニカ・エーベルレ、アミハイ・グロス、ソル・ガベッタの演奏で、第6楽章を。
荒天 ― 2025/08/11 14:34
週末から天気が崩れて、九州あたりでは大雨が降っているそうだ。東京でもかなりの雨量で、散水の手間がなくてちょっと助かっています。今日の気温はちょっと上がって30℃近く。たまらない蒸し暑さです。
ちょっと晴れ間が出たんで屋上に上がったら、三和土は水浸し。
ハツユキカズラ
サルスベリはなかなか花が散らないうちに、二番花が咲き始めています。
芝生はこの雨で一息ついたようですが、なかなか密度は上がりませんねぇ。
摘蕾し忘れ。アンナプルナが咲いてしまいました。
真夏の花壇
またキノコが生えてきました。今年はこのオオシロカラカサタケばかり生えてきます。
コパチンスカヤのヴァイオリンで、ラヴェルの『ツィガーヌ』。指揮はかつてフランコ・ベルギー派の巨匠だったジャン=ジャック・カントロフ、オケはラ・フォル・ジュルネの常連シンフォニア・ヴァルソヴィア。
お盆休み ― 2025/08/10 13:07
昨日あたりからアーバン・エクソダスが始まっているらしい。一斉に移動するから、都会がただ移動していっただけ。高速道路の運転もマゾヒスティックな試練。ああいやだねぇ。
どんよりとした雲が垂れ込めて、時折雨が降ってくる天気。
気温も26℃ぐらいで比較的低めなんですが、湿気が強くて、ムシムシします。
桔梗
サルスベリの花が雨に打たれ、重みに耐えかねて枝が広がっています。
リゲティの『マカーブルの秘密』。ヴァイオリン協奏曲と同じ日の最後に演奏された曲です。
(当日配られたプログラムより)
ストックホルム王立劇場から委嘱を受けたリゲティは、当初『オイディプス王』を題材にしてオペラを書くはずだったが頓挫。当時、リゲティと不倫関係にあった舞台美術家のアリウテ・メツィス(1943~2013)によって代わりに提案されたのが、不条理演劇で知られるベルギーの劇作家ミシェル・ド・ゲルドロード(1898~1962)の『大いなる死者のバラード(La balade du grand macabre)』(1934)であった。まるで自分のために作られた物語だと感銘を受けたリゲティはオペラ化を即決したが、ゲルドロードのテキストに音楽をつけるのは困難だと判断し、マリオネット劇場の人形師でもあるミケル・メシュケ(1931~)と作曲者が共同で台本を仕上げた。
物語のあらすじは、退廃的な架空の国であるブリューゲルランドを舞台に、地獄からやってきたネクロツァール(死体+皇帝という意味が込められた名前)は彗星がぶつかって世界が滅びると予言。しかし誰もまともに取り合わず、皆が自分の欲望に沿って行動を続けるという極めてグロテスクで不条理なコメディとなっている。1978年4月12日に委嘱元のストックホルム王立劇場で初演(エルガー・ハワース指揮)された後、ヨーロッパ各地で再演を重ねる度にリゲティは少しずつ直しを入れていったようだが、1997年7月28日のザルツブルク音楽祭での上演(エサ=ペッカ・サロネン指揮)からは、大きく手を入れた改訂版で上演されるようになっている。
《マカーブルの秘密》は、東ドイツの秘密政治警察(Geheime Politische Polizei)のパロディである秘密警察長官ゲポポが第3場で披露する、コロラトゥーラ的で高音を連発するアリアを抜粋して再構成した楽曲。誕生のきっかけは、初演を指揮したエルガー・ハワースが1987年にウィーンで全曲演奏する直前に、ゲポポ役の歌手が急病で歌えなくなったことだった。難易度の高さゆえ急に代役が見つからず、代わりにスウェーデンのトランペット奏者ホーカン・ハーデンベルガー(1961~)がソプラノパートを楽器で演奏したのだった。その出来栄えに満足したリゲティは、トランペットもしくはオリジナル通りにソプラノがソロを務めるコンサートピース《マカーブルの秘密》を編曲した(ハワースが編曲した室内管弦楽版も出版されているが、今回はリゲティ自身による管弦楽版が演奏される)。
ゲポポは暗号化された言葉や、意味ありげな単語を連呼するが結局何を言いたいのかは理解不能だ。ナチスのゲシュタポや、ソ連のKGBをコミュニケーション不能な相手として戯画化しているのであろう。最後は厄災が訪れると予期して、パニックになりその場を逃げ出してしまう。
今回ソリストを務めるパトリツィア・コパチンスカヤは、カメラータ・ベルンを歌い振りした動画で、室内管弦楽版による演奏を披露している。そこでは、歌いながら歌唱パートをヴァイオリンで重ねるなど、必ずしも楽譜通りではない自由なパフォーマンスを行っており、本日も個性豊かな解釈が期待される。
暑さは一段落? ― 2025/08/09 13:38
昨日の夕立でちょっと冷やされたのか、今日は32.5℃までしか上がっていません。
昨日の夕立は1時間ほどで止んでしまいましたが、屋上の三和土には水溜りが。
雨が上がった後には、百日紅の花が散っていました。それにしても芝生がどんどん薄くなっていく。
今日は晴れたり曇ったり。朝のうちはちょっと涼しいかなって気もしました。
真夏の花壇。マツバボタン、ハツユキカズラ、白いナデシコなど。
ピンクのナデシコとマリーゴールド。
オレンジ・マザーズデイが咲きそうです。
サルスベリは昨日の夕立でもまだ花が残っています。ところで屋上に庭を作るとき、建築士に任せていたら、まあお高い日比谷花壇の軽量土壌をワンサカてんこ盛りに見積もってくれました。慌てて、もうちょっと安い土はないのかとネットで調べたら、いくらでもあるじゃないですか。で、日比谷花壇の土を半分に削って、アヤハというメーカーの土を入れました。それが大成功。この屋上の土です。
20数年前のことですっかり記憶の彼方に霞んでいたんですが、昨日甲子園の野球で、「綾羽高校」とかいうのが出てきたんだそうで、なんか関連があるのかなって調べたら、同じ企業でした。アヤハというのは紡績工場が前身で、中卒の労働者を集めるために高校を作ったんだそうで、それの末裔の高校なんだそうだ。まあ確かに水があるところに紡績工場ってのはぴったりなんだけど、東レとか東洋紡とか、どこも糸偏はアジア地域の競争に負けて、転業して薬品メーカーになったりしているみたい。去年堅田の浮御堂を見に行ったときにも、広大な紡績工場の跡地が荒れ果てていました。
桔梗
コパチンスカヤをもう一丁。ジョルジュ・リゲティのヴァイオリン協奏曲から第5楽章。グザビエ・ロト指揮のロンドン交響楽団との共演です。
全曲聞いてみたい方は、大野和士指揮の都響との共演があります。
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