清水寺2020/11/21 11:33

山科の毘沙門堂を出て、さてどこに向かおうかと考えて、清水に行くことにしました。実はこの日、長楽館のアフタヌーンティーを予約してあったので、まあ、近くだし時間つぶしにちょうどいいかなって感じです。山科からタクシーに乗ったら、なんと三条通を北上、神宮道、新門、東大路通の経路で清水に連れてってくれました。わかってりゃ地下鉄で蹴上まで戻ってくるよねぇ。清水坂を上まで上がってくれたから、まあ、いいか。


モダンな狛犬


両方とも阿形です。


毎度おなじみ


紅葉が始まりかけています。


子安の塔を望む。


500年の間に鴨川の畔から清水の本堂脇まで、祀られる場所を転々と移動しながら、徐々に山を上ってきたので、出世大黒天。


本堂から奥の院を望む。


奥の院から本堂を見たところ。この数年檜皮葺の屋根を葺き替えていましたが、やっと完成して、足場をバラしたところです。リニューアルした屋根がスッキリしています。でもまだ肝心の舞台の床を工事しているようです。


秋です。








清水のモミジは幽玄という言葉がピッタリ。狭い谷間ですが底しれぬ奥行きが感じられます。




子安の塔から本堂を望む。










高台寺近くから八坂の塔

毘沙門堂2020/11/21 10:45

17日はまず山科の毘沙門堂へ。蹴上からは地下鉄で2駅。『忠臣蔵』の九段目、「山科閑居」で大星由良之助(大石内蔵助)が1年余隠棲したと伝わる場所です。江戸時代からすでに大石が暮らした住居跡は名所となっていたそうです。京都中心部からはちょっと郊外といったところでしょうか。今でも閑静な住宅街のようです。

山科の駅からダラダラとした坂道を20分ぐらい登っていきます。




最後にトドメの石段が待ち構えていました。


散り紅葉が名物らしく、石段の両脇のスロープは歩かないでくれって札が出ていました。











龍安寺2020/11/20 20:55

3つのお寺の中で栂尾(高山寺)が一番奥にあります。というわけで、下りのバスの始発は高山寺。逆に高山寺まで行っちゃってから神護寺まで歩いて下ってくると、(始発じゃないですから)ギュウギュウのバスに乗り込む羽目になります。この日は高山寺から下ってきて龍安寺で途中下車。近くには立命館大学なんかもあります。

山門を入ったところ。






龍安寺というと、「イェーイ、ロックだぜぃ」というわけで、Rock Garden(石庭)があまりにも有名になりすぎちゃってますけど、実は鏡容池という大きな池があって、知る人ぞ知る池泉回遊式のモミジが美しい庭園になっています。


水面にモミジが綺麗に写り込んでいます。まさに鏡の池です。




龍安寺垣という組み方の竹垣。


方丈庭園(石庭)。まあ、こんなもん。


方丈の廊下から外を望む。


突き当りが石庭

高山寺2020/11/20 20:34

栂尾山高山寺。西明寺を出てぶらぶら歩きで15分ほど。三尾の最後は栂尾山高山寺です。

京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり
大島つむぎにつづれの帯が
影を落した石だたみ
京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり

『鳥獣戯画』のお寺です。もちろん現物は今では東京と京都の国立博物館に分かれて収蔵されています。

西明寺からさらに清滝川沿いに上流に向かいます。


石垣と石畳のお寺。


石水院








善財童子(ぜんざいどうじ)像







西明寺2020/11/20 20:25

高雄山神護寺の次は、槙尾山西明寺。ここも神護寺と同じく真言密教の寺院です。神護寺から徒歩10分ぐらいかな。

神護寺から近道を辿ると、裏参道からこんな景色が見えてきます。






こぢんまりとしたお寺ですが、よく整っています。