今シーズン最強の寒波2025/02/23 12:14

今シーズン最強とも言われる今回の寒波でしたが、なんと、その最中に北陸に行って参りました。団体旅行に行くのは高校の修学旅行以来。阪急旅行の「北陸・飛騨いいとこどり3日間」というツアー。

往復は飛行機で小松空港へ。空港でバスが待っていてすぐそばの東尋坊へ。


ここでは柱状節理を堪能。




この日は白山を望むホテルに宿泊。


部屋の窓から九頭竜川の河口が見えて、西日にヤコブの梯子がかかっていました。


夜中に大雪が降ったらしく、起きたら一面の銀世界。これは廃校になった小学校だか中学の建物らしい。この日はなんと朝8時にホテルを出発。いやあ、厳しいですねぇ。


途中で福井県の恐竜博物館とかいうのに寄ったんですが、有史以前というのか地質時代というのか、そういうのはあまり得意じゃないんで、15分ほどでざっと見てからレストランでコーヒータイム。なにしろ1時間半の見学時間を潰すのに苦労したなぁ。館内は子供連れの家族で賑わっていました。その後、バスは九頭竜川を遡行して、九頭竜ダムを車窓から堪能するということだったんですが、座席が反対側だったので、人の合間からちょこっとみえたかなぁって感じ。

このあたり北陸道、中部縦貫道、それから東海北陸道と高速道路が山の土手腹を貫いて網の目のように張り巡らされています。感じとしては8割方トンネル。長いトンネルをやっと抜けたと思ったら、100メートルも走らないうちにまた次のトンネルへ。

それで白川郷です。バスは橋の手前で降りて、橋をわたって合掌造り家屋が立ち並ぶ地域に入るんですが、前回のツアーではバスを駐車場に止めるまで1時間半待たされたとか。さすがデデちゃんは行いがいいものですから、直前に観光バスが一台出ていってくれて、すんなりと駐車できました。


「出会い橋」と言うんだそうですが、出会いも何も、足元がすべらないように踏ん張るだけで精一杯。橋の上は踏み固められたたツルツルの氷。ロープの向こう側は凍えそうな川が流れています。


火事に備えた放水銃が至る所に設置されていますが、ミニチュアの合掌造りになっています。


この日の白川郷の積雪は2メートル54センチ。最高気温は0℃。




いくら雪をかいても翌日にはそれ以上に積もるんだそうだ。


ここは最近雪下ろしをしたみたい。






お父さんがんばれ〜


中国人でごった返しています。この雪の中をゴロゴロ、トランク引きずって歩き回るんですよねぇ。










このカヤの厚み。重量もかなりあるんじゃないかな。


ここでも中国人がいなさそうな路地裏の喫茶店で暖を取りました。



飛騨高山、金沢ーひがし茶屋街2025/02/23 14:11

3日目は飛騨高山の観光から。


宮川にかかる中橋。この日の最低気温は-8.2℃。天気予報では-10℃とか言っていましたが、どうやら幸運が続いているみたい。




バスを降りたときには雪が激しく降っていたんですが、すぐに上がって薄日が差してきました。「雪時々止む」っていうお天気ですねぇ。高山陣屋。高山は天領でしたから、まあ当然「越後屋、お前も悪よのぉ。」「いえいえ、お代官様ほどでは」なんて歴史があったみたいです。


代官屋敷を高山陣屋と呼ぶそうです。


建物群、それに庭も立派。


手水場


お白州。「やいやい、この桜吹雪が目に入らねぇか」。


これは明治時代の家かな?この日の積雪は25センチ。


さてここからは金沢に入ります。
九谷焼のネコ


金箔屋のショーケース


ひがし茶屋街。ベンガラ色の外壁が特徴。部屋の中の土壁もこんな色が好まれたらしいですねぇ。


昔は茶屋が軒を連ねて、花見小路のような感じだったんだそうです。今はまあ、食べ物屋とか喫茶店なんかが流行りかな。






これは酒屋かな?


そういえば加賀友禅なんてのも有名らしい。


この日の金沢の積雪は20センチ前後。


謡町なんて暖簾がかかっていますが、金沢には能楽堂もあるそうだ。




混雑する茶屋街から一本路地をそれると、静かな佇まい。


居酒屋の店先。


金沢おでん、んめそうだな。