このところ風がつよいな ― 2023/02/02 22:09
昨日は南風が吹き込んで気温が14℃近くまで上がりました。今日は北風が吹き荒れて、最高気温は9℃。寒い一日でした。
今日もいい天気。
近くで建築工事中です。左側のクレーンが大きな窓ガラスを吊っていますが、風でワイヤーが回転するので、なかなか下ろせないでいます。
ラ・フランス
南側のこの2棟も取り壊されて、11階建てが建つんだそうだ。ちなみに背後の高層ビルは38階建て。
ファジル・サイが弾く、ドビュッシーの「月の光」。音楽に浸りきったようなジェスチャーがちょっとばかりウザいかも。
クロッカスの花開く ― 2023/02/05 14:51
今日はポカポカ陽気。最高気温はすでに11℃を超えています。
ドピーカン
レディ・ヒリンドンがしつこく咲いております。
何の球根だっけ?
何の花が咲くのか忘れてしまう、ねこ頭。
年末につるバラの剪定と誘引をしていたら、ポッキリと折ってしまったサイドシュート。とりあえずビニルテープを巻いておいたら、どうやら付いたみたい。
折れた先から春の芽が膨らんでいます。
いつの間にやらクロッカスが咲き始めました。
開花は大体2月1日なんですが、今年はちょっと寒かったですね。
この2週間ほど数年に1度の寒波だとか騒いていたので、屋上の蛇口にタオルを巻き、さらにポリ袋で覆っておきました。銅線を巻いて留めておいたんですが、大抵はカラスがやってきて突っついて破いてしまうんですが、針金の両端を上向きにしてねじって留めておいたら、カラスつつかなくなりました。自分の顔を怪我するからかな。
モンテヴェルディの『ポッペアの戴冠』から最後の二重唱。ヌリア・リアルとフィリップ・ジャルスキー。
2/8 ワーグナー『タンホイザー』@新国立劇場 ― 2023/02/09 11:24
昨日は二国で『タンホイザー』を見てきました。スタッフ&キャスト、フォトギャラリー、動画等々はこちら。舞台写真はここ。
ハンス=ペーター・レーマン演出の舞台は、今回で3度目の上演です。深いゲルマンの森を想起させる、視覚的にも十分納得がいく舞台で、繰り返し上演されるのも納得。初演は2007年の1月から2月ですが、その時のレーマンの制作ノートがプログラムに再録されていました。
「…現今、世界の歌劇場で芸術上の方針をめぐり、『歌手たちの戦い』が繰り広げられていることを考えますと、歌合戦を背景に芸術をめぐる議論がなされるこの『タンホイザー』は、その意味でもアクチュアルな作品だと考えます。
ただし、私は、作品が現代の諸問題につながることを示すために、人物をジーンズ姿で登場させたり、キャンピング場に置いてみたりはいたしません。…」
演出家の時代云々と言われて久しい昨今のオペラハウスですが、今から16年も前に演出家から歌手の立場を守る主張が行われていたとは驚きです。そしてこの4年後に図らずも、二国で半ズボン+キャンプ場の『コジ・ファン・トゥッテ』が上演されたということも、皮肉ではありますが紛れもない事実です。
そんな話はさておき、今回の上演は最初から最後まで見事な舞台でした。ヴェーヌスベルクの妖艶なバレエに始まり、ヴェーヌスとタンホイザーと絡み合い。そして「マリア」の叫びとともに、地上に戻ってくるタンホイザー。ここらへん息もつかせぬ展開です。羊飼いの少年が吹く葦笛の音色まで極上の響きがしました。第2幕のエリーザベトのアリア「歌の殿堂」から客人たちの入場行進曲。これは盛り上がりますねぇ。二国の合唱団は世界的に見ても超一流。去年の秋に聞いた『ボリス』のあの体たらくを汚名返上とばかりに、素晴らしいアンサンブルを聞かせてくれました。歌合戦の場面ではオケのハープがうまかったね。もちろんマイクで拾っているんだと思いますが、ヴォルフラムの潔癖主義の歌、それに対するタンホイザーの官能主義の歌。オケのアンサンブルを変えながら、手練手管を用いて歌の情緒を表現するワーグナーの音楽に脱帽。第3幕では巡礼の合唱が近づいてきて、やがて遠ざかっていく。この遠近感がたまらない。ヴォルフラムの「夕星の歌」もよかったね。でも夕星=金星はヴェーヌスなんですよね。潔癖主義の権化のようなお方でも、エロスの誘惑には抗えない。そしてタンホイザーの「ローマ語り」。
まずもって合唱の素晴らしさを称えたい。歌手もヴェーヌス、タンホイザー、エリーザベト、そして領主ヘルマン、いずれも見事な歌を聞かせてくれました。牧童の少年もよかったね。最後にオーケストラ。最初はかなりバラバラの感じがしましたが、尻上がりに調子がでてきて、第2幕のハープなど聞かせどころをしっかり押さえた音楽。舞台上のバンダの遠近感もなかなかよかった。
雪やこんこ ― 2023/02/10 13:48
雪が降り出しました。が、止みかけています。
2月7日
2月8日 クロッカスの花が少しずつ増えています。
ラ・フランス
オールドブラッシュ
レディ・ヒリンドン
サハラ
2月10日 多分これ以上は積もらないと思います。
雪の上に点々と付いているのは、いわゆるその一つの「カラスの足跡」。かつては猫さんが一番乗りで雪の上に足跡を付けていたんですが、年をとったせいか最近は雪が降ってもあまり喜ばなくなっちゃいました。
2021年に没後500年を迎えたジョスカン・デ・プレのアヴェ・マリア。演奏はイギリスのコーラス・グループ スティレ・アンティコです。
いい天気です ― 2023/02/11 11:41
昨日はよく降りました。トータルで27ミリとか。最初雪だったんですが、今朝にはほぼ溶けてしまいました。寒の入りの頃バラに寒肥をやったんですが、その後ほとんど雨がふらず、肥料も溶けていないだろうなぁって感じだったんで、この雨はまさに慈雨。芝生もたっぷり潤ったようです。
低気圧が去って、今朝はドピーカン
朝のうちはまだシャーベット状の雪がちょこっと残っていました。
春の花壇
レディ・ヒリンドン
ラ・フランス
ミニバラ
ジョスカン・デ・プレの『アヴェ・マリア』。今日はタリス・スコラーズです。
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