清滝2022/11/21 09:44

清滝の集落



清滝川に掛かる渡猿橋。
















渡猿橋の左岸から再び川に降りて、落合橋まで河原を歩いていくこともできます。清滝から下流は金鈴渓と呼ばれるそうですが、そこまで行くと、小倉山からの尾根を六丁峠まで登り返して鳥居本に出られます。だだしかなりきついアルバイトです。また落合橋は京都でも有数の心霊スポットだとか。


なので、今回は素直に清滝トンネルをくぐることにしました。






渡猿橋から清滝トンネルまではちょっとした登り。




左は試峠(こころみとうげ)への道。鳥居本に下る一方通行の車道です。もちろん歩くこともできますが、途中でループしながら高度を稼ぐので、結構なアルバイト。右は清滝トンネルの入り口。トンネルの中はほぼ水平です。歩行者にはあまり関係ないんですが、トンネルの出入り口に交互通行のための信号機が設置されています。


試峠。どこかのブログから拾ってきた試峠の最高地点。嵐山高雄パークウェイと立体交差しています。峠の頂上付近は切り通しになっていて、側壁から突き出した支柱にカーブミラーが真下を向いて取り付けてあります。対向車の有無を見るためのものだと思われますが、そもそもここは一方通行。この峠道も心霊スポットだそうだ。


清滝トンネルの鳥居本側の出口。トンネルの全長は700メートルぐらい。歩いて10分もかからない長さです。右側に試峠から下ってきた道が見えます。実は清滝トンネルも京都有数の心霊スポットだそうだ。つまり神護寺から清滝まで下ってくると、必ず心霊スポットを通過しなければ鳥居本に抜けられない定めとなっております。

鳥居本2022/11/21 10:54

清滝トンネルを抜けるとすぐ右側に愛宕念仏寺。あの羅漢さんが沢山いるお寺です。念仏寺を過ぎてちょっと下ると愛宕山一の鳥居が見えてきます。








鳥居の前には平野屋つたやという鮎茶屋が二軒。どちらも超高級なお値段でございます。


鳥居本の風情ある街並み。このあたりの石畳も、廃止された京都の市電の名残かもしれません。


この付近風情ある石畳の道のほか、一段上に二車線の自動車道路が並行して走っています。その上の道に出て、街並みを見下ろしてみました。








さらに嵐山高雄パークウェイにつながる取り付け道路の立体交差から、鳥居本の街を俯瞰。








渋柿かな。

化野念仏寺2022/11/21 11:27

鳥居本の石畳を歩いて数分。化野(あだしの)念仏寺にやってきました。

























ストゥーパのあたりの紅葉が燃え上がるような色合いでした。


西院の河原。清水寺の谷あいがかつての鳥葬の地、鳥部野。それと並んで化野は京都では有名な風葬の地。かつて空海がここを通りかかり、無縁仏を丁重に葬ったとか。




嵐山・嵯峨野界隈と言っても、ここまでやってくる観光客はほとんどいない。