5/17 文楽『義経千本桜』2022/05/18 13:05

昨日は隼町の国立劇場で文楽の『義経千本桜』を見てきました。内容は二段目の「伏見稲荷の段」、四段目の「道行初音旅」、それに四ノ切(しのきり)「河連法眼館の段」。義経はまあ飾りで、主役は狐です。義経にすがりつく静御前を、お稲荷さんの鳥居前の木に後白河院から下賜された「初音の鼓」の調べ緒で縛り付けるところからお話が始まります。鎌倉方の追手がやってきて静を捉えようとすると、そこに真っ白な狐が助けに現れる。狐は義経の家来佐藤忠信に変身し、慌てて取って返した義経一行を迎える。静を助けた手柄により狐の佐藤忠信は「源九郎義経」の名を頂く。とまあ、のっけから狐が主人公でございます。

半年後、西国に逃れようとして果たせず、尾羽打ち枯らした義経一行が吉野山に潜んでいるという噂を聞きつけ、静と狐の忠信が初音の鼓を持って吉野山に向かいます。時まさに満開の桜の下、なかなか楽しい道中のようで、狐も静も手の舞足の踏むところを知らずといった、華やかな踊りが繰り広げられます。

河連法眼館の段で、人間の忠信が田舎に帰って母親を看取ってから1年ぶりに姿を現します。当然伏見稲荷で静を救った話などは「知らないよぉ〜」。さてそこに静と(狐の)忠信も到着します。狐が語る神秘の鼓の謎。親子の情愛。

まずもって源九郎狐の人間国宝桐竹勘十郎がすごかったですねぇ。歌舞伎だと猿之助のはまり役で外連味たっぷりな芝居を見せます。今年の1月にもやったばかりですが、でも人形浄瑠璃のお狐さんもなかなか見せてくれます。

浄瑠璃は四ノ切を語った竹本織太夫が、狐言葉も織り交ぜて好演だったと思います。



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終演後恵比寿ガーデンプレイスのウェスティンホテルで一泊。


この珍奇な建物はジョエル・ロブション。


部屋は42平米とマアマアの広さ。アール・ヌーヴォー風の家具がなんかなぁ。



芝刈り2022/05/18 15:10

今日は久々の晴天。気温も久しぶりに夏日になっています。




午後の光が眩しいぞ。


シャルル・ド・ゴール




ストロベリー・アイスとクリムゾン・グローリー


クリムゾン・グローリー。右下にナデシコ。


マルコ・ポーロ


アンジェラ


ニコル


黄色いイエロー・シンプリシティとオレンジ・マザーズデイが目立ってきました。


ヴィオリーナ


一日留守にするとかなり花びらが散らかってしまいます。


花柄をちょこっと片付けてから芝を刈りました。






いつもと違って午後の光なんで、こちら向きのほうがストライプがはっきりします。