法隆寺 ― 2022/04/08 09:30
薬師寺の広大な駐車場からバスに乗って斑鳩の里へ。1時間に1本のバス路線を見つけたときのただならぬ勝利感。これで西の京と斑鳩が繋がったと思ったんですが、いつまで待ってもやって来ない。1時間に1本のバスが20分以上遅れたら、なんか訝しく思いますよねぇ。25分遅れでやってきました。この路線、確か春日大社の宝物館の前を出発して、奈良市内の観光地を巡り、西の京の薬師寺駐車場にやって来ます。それから大和郡山の駅近くと郡山城を通り、法隆寺のバス停まで運行しています。
土曜日の上に郡山城の桜が満開ということで、奈良の地元の人達が「桜まつり」の押しかけてきたみたい。郡山に続く細い道は自家用車で身動きができないほど。バスもほとんど進まないよぉ。まあともかく1時間近く遅れて法隆寺に到着しました。
腹が減っては戦ができぬ、というわけでバス停の目の前にあったうどん屋に入りました。観光客相手じゃなくて如何にも地元の客を相手にする定食屋。なぜなら、昼間は2時間の営業ですが、夜は5時から11時頃までやっている。正確に言えば定食屋と言うより居酒屋なのかな。私は若竹うどん。若竹汁は普通ですが、うどんを入れるってのは初めて。連れはたけのこ丼。牛肉玉ねぎとたけのこを炒めて、親子丼のようなタレで仕上げた丼。どちらもとれたてのたけのこがこれでもかってくらい入っていて、お腹いっぱい。
さて、参道を進んで南大門に着きました。
門をくぐると西院伽藍の中門が見えてきました。
中門越しに五重塔が見えています。
日本最古と言われる仁王像(金剛力士像)。
金堂の前にやっぱり五重塔に目が行きます。
金堂
五重塔(左)、講堂(中央奥)、金堂(右)
金堂の彫刻
「うっ、お・も・い」
オイラン、じゃなかったライオン
回廊
かつてはこの柱がパルテノン神殿のエンタシスと関連があるなんて、まことしやかに言われたこともあります。
講堂側から見た五重塔と金堂。
西院伽藍の鐘。
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
正岡子規
この鐘が聞こえてきたんでしょうか。(東院伽藍の夢殿のそばにも鐘楼があるんですが・・・)
法隆寺から中宮寺 ― 2022/04/08 21:48
法隆寺のつづき
回廊
逆アングルの五重塔と金堂
正面の小さな建物は鐘楼。
金堂の彫刻
手水場
鳥
大宝蔵院近く
大宝蔵院は一般に言われる「百済観音」とか玉虫厨子なんかかが展示されています。そこから出てきたところ。
東院伽藍へのアプローチと奥が東大門。
東院伽藍は夢殿がメインです。
東院伽藍の奥まった所に、中宮寺があります。
中宮寺の植え込み。雑然としたようで、なんとなく趣があります。本堂は撮らなかったんですがモダンな鉄骨造。3面が素通しの日当たりの良い建物です。ここに昼の光に照らされて国宝「如意輪観音」が鎮座していました。実物は見られませんでしたが、刺繍「天寿国繡帳」あるいは「天寿国曼荼羅」もここにあるみたいです。そして何よりも可愛いにゃんこがいます。
聖徳太子の母親穴穂部間人皇女(間人皇后)の寺であったとされますが、本来はここから数百メートル離れたところにあったらしい。門跡寺院の標柱。
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