神護寺 ― 2020/11/20 19:50
流石に今年はJRも京都キャンペーンはunmoralischということなのか、そもそも政府の無理やりな「旅に出ろ」キャンペーンに乗っかるわけにもいかず、静かな秋でございます。食事のときにもマスクをせよとか、人の行動に逐一文句をつけるだけで、全て自己責任・自助とほざく無能な政府にはうんざりですが、まあ、十分に気をつけた上で密かに京都に出かけました。
11月16日朝
ホテルの窓からの景色。向こうの斜面にはインクラインのレールが敷かれています。手前は三条通り。ということは旧東海道です。江戸時代はこの先の三条大橋が東海道五十三次の終点でした。一つ手前が琵琶湖の畔の大津宿。
平安神宮の大鳥居が目の前に見えます。右の宮殿のような建物が京セラ美術館(京都市美術館)。
この日は三尾(高雄、槙尾、栂尾)に出かけました。いやあいい天気。気温も25℃近くまで上がったみたいです。京都駅からバスに乗ると50分はかかります。途中から乗ると立ちっぱなし。というわけで、JRの嵯峨嵐山の駅からタクシーでアクセス。15分ほどで到着。料金は2千円ちょっとでした。
まずは高雄橋。
高雄の参道は急な坂道ですが、残念ながら山門は工事中でした。
よく京都の寺院には使い古しの鬼瓦が地面に放ったらかしになっていたりします。なかなか前歯が素敵な鬼さんです。
神護寺の金堂の石段上から見下ろしたところ。
清滝川に面したかわらけ投げの崖の方に続く道。
流石に京都でも一二を争うモミジの名所です。
トイレの脇のモミジがやけに立派だ。
石段下から金堂を見上げたところ。よく観光写真に登場する構図です。
修理中の山門前から参道の石段を見下ろしたところ。
西明寺 ― 2020/11/20 20:25
高山寺 ― 2020/11/20 20:34
栂尾山高山寺。西明寺を出てぶらぶら歩きで15分ほど。三尾の最後は栂尾山高山寺です。
京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり
大島つむぎにつづれの帯が
影を落した石だたみ
京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり
『鳥獣戯画』のお寺です。もちろん現物は今では東京と京都の国立博物館に分かれて収蔵されています。
西明寺からさらに清滝川沿いに上流に向かいます。
石垣と石畳のお寺。
石水院
善財童子(ぜんざいどうじ)像
龍安寺 ― 2020/11/20 20:55
3つのお寺の中で栂尾(高山寺)が一番奥にあります。というわけで、下りのバスの始発は高山寺。逆に高山寺まで行っちゃってから神護寺まで歩いて下ってくると、(始発じゃないですから)ギュウギュウのバスに乗り込む羽目になります。この日は高山寺から下ってきて龍安寺で途中下車。近くには立命館大学なんかもあります。
山門を入ったところ。
龍安寺というと、「イェーイ、ロックだぜぃ」というわけで、Rock Garden(石庭)があまりにも有名になりすぎちゃってますけど、実は鏡容池という大きな池があって、知る人ぞ知る池泉回遊式のモミジが美しい庭園になっています。
水面にモミジが綺麗に写り込んでいます。まさに鏡の池です。
龍安寺垣という組み方の竹垣。
方丈庭園(石庭)。まあ、こんなもん。
方丈の廊下から外を望む。
突き当りが石庭
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