ブログ始めます ― 2011/02/11 16:31
雪の朝 ― 2011/02/12 13:49
河津桜 ― 2011/02/13 21:47
先週、伊豆の河津に行ってきました。毎年この時期にぶらっと行く所なんですが、今年はなんと「桜祭り」が2月の5日から始まっていて、屋台がずらっと立ち並んで営業していました。でも桜はやっと開き始めたかなってところ。客足もイマイチだったかなぁ。
毎年のことなんで、観光ルートから外れたところをテクテク歩いてみました。まずは室町時代の終わり頃に砦があった城山。海抜180メートルぐらいの小山ですが、海岸から険しく突き上げていてちょっとしたアルバイト。一汗かかされます。今井浜海岸の側の、会社の保養所なんかが立ち並んでいる一画から登ってみました。するとすぐに桜の木が・・・
まだ一分咲きとも言えないくらい。
保養所のわんこが出迎えてくれました。
由緒ありげな石畳を踏みしめながら急な山道を登っていくと、古びた道祖神というのか石仏というのか、そんなようなのがやたらと目につきます。眷属を従えたかなり大きいのもあれば、小振りなお地蔵さんのようなのも。
道の途中に河津三郎の由来が書かれた真新しい石碑があったんですが、それによると河津三郎ってのは曾我兄弟の実の父親なんですねぇ。河津三郎が暗殺されたあと、未亡人の満江が幼い十郎、五郎の兄弟を引き連れて小田原の曾我氏と再婚したもんだから、兄弟も曾我姓を名乗るようになったという次第。説明されればいかにもありそうな話ですね。要するに、河津三郎が暗殺されたために、曾我の仇討ちの物語が生まれたってことになります。
城山から下ってきて、川の土手に開花が進んだ株を発見。ソメイヨシノよりもピンクが濃い感じがします。菜の花とのコントラストもなかなかなものでございます。
泊まっているホテルの駐車場にも一本満開の桜がありました。こいつはいつも早いんですよねぇ。
きれいどころ ― 2011/02/14 22:02
桜はイマイチでしたが、冬場はうまそうな鳥たちが・・・ん?
まずは「梅に鶯」で有名なメジロさん。今回は「桜にメジロ」です。デジカメのオートフォーカスは難しいですねぇ。枝が混み合っていると、どうしても前ピンになっちゃいます。かといってマニュアルでのんびりピント合わせをしていると鳥はいなくなっちゃうし・・・
バラの季節には賑わうバガテル園もこの時期は閑散としています。
バガテルから下りてきたところに噴き出している峰温泉の噴泉。
トサカというか、冠というのか、立派な頭をした鳥はヒレンジャク(緋連雀)という極東にだけ棲息する冬鳥だそうです。今井浜の桜の木に20羽ほど群れて止まっていました。
ネコさん ― 2011/02/15 21:26
地元のネコさんと親交を深めるのも旅の大きな楽しみ。海岸にもお馴染みさんはいるんですが、今回は街中、駅の近くで恰幅のいいネコさんとお近づきになりました。駅から河津川と反対の方向に50メートルほど行ったところの焼き肉屋の前。
君、焼き肉食べに来たの?
いつもかまってもらっているのかな。勝手知ったる様子で店の中をのぞき込んでいます。
ネコは時々哲学者になったりもします。
誰もいないのかな? ちょっと待ちますか。
今日はだめかな?
仕方ないなぁ。おいらが来てるっていうのに。
なかなかすてきな面構えのニャンコさんでした。このネコさん、駅の近くのあちらこちらに出没して、駅前の小さなロータリーを横切っているときには、学校帰りの小学生たちに「ニャー、ニャー」と囃したてられていました。
ところで、噂には聞いていたニャンカップ、まさか河津で本物に出会うとは 〵(=^^=)ノ
さすがワンカップの向こうを張るだけあって、純米吟醸酒です。桜祭りの期間中だけやっている、ホテル伊豆急の屋台で売っていました。ちなみにこの屋台の金目寿司、秋刀魚寿司はそれぞれ一匹分の魚を、その場で関西風の押し寿司にして出してくれるんですが、これがなかなかの美味。
金目が700円、秋刀魚が500円、ニャンカップ420円なり。
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