2024/02/05 16:24

富山清琴(清翁)の三味線、武原はんの踊りで、地歌舞「雪」

花も雪も 払へば清き袂かな
ほんに昔のむかしのことよ
わが待つ人も我を待ちけん
鴛鴦の雄鳥にもの思ひ
羽の凍る衾に鳴く音もさぞな
さなきだに心も遠き夜半の鐘
聞くも淋しきひとり寝の
枕に響く霰の音も
もしやといつそせきかねて
落つる涙のつららより
つらき命は惜しからねども
恋しき人は罪深く
思はぬことのかなしさに
捨てた憂き 捨てた憂き世の山葛

上方の雪。それほど大雪ではないのかもしれませんが、深々と冷え込む夜に、芸妓時代の恋を思い出し、一人寝の寂しさに涙するといった端唄艶物。武原はんの代表作と言われています。武原はんは流派に属さず、自ら流派を起こすこともなく、独立独歩で踊り続けた人。富山清琴(初代)は、1歳の時に失明したそうですが、三絃を極めた人物。息子が2代目を継いでいますが、親子ともども人間国宝です。

先程から雪が降り出しました。今のところ積もっていはいませんが、真夜中近くまで降り続くんだそうで、これからどうなるのか?

降り出す前にちょっと写真を撮ってきました。




寒空にナデシコが。


脇のバラの幹には沢山の新芽の膨らみが見られます。




スノー・フレイクの芽です。


ホワイト・クリスマス






ジャン・バティスト・ド・ブーセのエール・ド・クール「どうして、優しいナイチンゲールよ」。優しい歌声のようなリコーダーです。