如月望月 ― 2021/04/05 15:50
願わくは 花の下にて 春死なん
その如月の 望月の頃
今年は3月29日が満月でした。つまり陰暦の如月(2月)望月(十五夜)。釈迦が入滅した日とされています。ちなみに西行の命日は2月16日だったそうです。というわけで、京都へ西行桜と洒落てみました。
昼過ぎに京都駅に着いてまず昼飯。草堂東山(SODOH HIGASHIYAMA)というイタメシ屋に行ってみました。ここは素敵な猫の絵を描いた、竹内栖鳳という画家が生前住んでいたところだそうだ。
母屋はもともと日本家屋なんですが、レストランに改造して多少バタ臭くなっている部分もあります。タクシーの運ちゃんには、レストランというよりは「結婚式場」として通っているようです。京都駅でタクシーに乗って、「草堂東山まで」って言ったら、ちょっと首をひねって「ああ、あの結婚式場ね」って返ってきました。
窓の外には目の前に八坂の塔がそびえています。立地がちょっと高台になっていて、塔があまりに目の前過ぎて1層目と2層目がよく見えないくらい。
桜の木はあまりなかったんですが、庭には様々な花が咲き誇っていました。
草堂の門前。目の前の道が通称「ねねの道」、高台寺は目と鼻の先です。
レストランのすぐ脇から一念坂が始まり、二年坂、三年坂、清水寺と続きます。
コロナのワクチン接種は遅々として進みませんが、このあたりかなりの人出です。
成就院の前の桜
清水寺本堂近くの桜
黄砂で空が霞んでいます。
人が多くて舞台まで行く気にもならなかったので、まあちょこっと桜を愛でて退散。
夜は三条木屋町の「めなみ」で一杯。
如月望月
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