西洋芝とバラの屋上

なぜ、バットマン？
名前の由来を知りたいですね(^_^;)

白川郷と並んで合掌造りの集落として有名な五箇山。あんな山里深いところで立派な集落な栄えた秘密が、実は火薬の成分硝石だったと最近になってわかってきました。

https://www.yamagen-jouzou.com/murocho/hakkou/hakkou11.html

硝石という鉱物は実は発酵によって人為的に生成できるということを、五箇山の集落の人々は知っていたんですねぇ。一説によると大阪にあった石山本願寺に火薬の原料として大量に収められたために、信長は本願寺を焼き払うまで10年もかかったと言われています。

火薬の原料の大半が硝石（niter　ニトログリセリンのニトロ）なんですが、硝石はまたリン酸肥料としても利用されます。かつては南米のチリが硝石の鉱脈を持っていて世界一の産出量を誇っていたんですが、今は枯渇してしまいました。現在では中国、アメリカ、モロッコあたりが主要な産出国らしい。

リン酸肥料としてはベトナムやインドネシアの洞窟から採取される、コウモリの糞、死体などが化石化した物質が、最近では注目されています。まあそんなわけで、中国産じゃないバットグアノというわけであります。