東福寺 II ― 2020/11/24 09:43
東福寺は京都五山の第四位に位する臨済宗の名刹。
禅寺ですから庭は枯山水。
方丈の庭は1939年に重森三玲が作成したもの。
龍安寺の石庭と比べると、かなりダイナミックで雄大な景観です。
ロックガーデンの南庭から右回りに縁側を歩くと西庭が見えてきます。
きれいに刈り込まれたサツキと白砂のコントラストが鮮やか。
南庭と西庭の間のデッキから、先程渡ってきた通天橋を眺めることができます。これを見ても通天橋がさほど混雑していないのがわかります。
北庭は敷石と苔の市松模様。
空を見上げると青空に真夏のような雲が出ていました。
ちょっと写真の撮り方がまずいんですが、東庭は古いトイレの柱の余材を使って北斗七星を表現しているんだそうだ。
庭園ガイドというサイトから写真を拝借。
方丈をぐるっと一周して枯山水の南庭に戻ってきました。
最後に東福寺の谷にかかる3つの橋のうち、一番下流に位置する臥雲橋からもう一度通天橋と背後の方丈を振り返り、後ろ髪を引かれる思いでモミジのお寺を後にしました。
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