ポカポカ III2018/11/01 15:25

昨日の最高気温21℃、今日は20℃。これでも平年よりは1度か2度高いみたい。昼間立ち寄った銀行のロビーは軽く冷房が入っていました。朝の冷え込みも緩くて、まだ10℃を下回ることがないですねぇ。

今日もドピーカン

ポカポカしているんですが、気圧配置は西高東低で、北西の風がちょっと強く吹いています。


芝生はまあまあ出来上がってきました。



秋が深まるとオレンジ色のマリーゴールドが目立ってきます。

バラもハイシーズン。アンジェラ。

アリスター・ステラ・グレイ

ブルー・ムーン

レディ・ヒリンドン


マダム・アルフレッド・カリエール


秋の花、ナデシコ


オレンジ・マザーズデイ

手前のピンク色の花は芳純。

イエロー・シンプリシティ


ニコル




パトリシア・プティボンの歌でヘンデルの『リナルド』から「私を泣かせてください」。バックはベニス・バロック・オーケストラ。

ポカポカ IV2018/11/02 16:16

今日の最高気温は昨日とほぼ同じ21.3℃。最低気温は10.9℃まで下がりました。本日も快晴。

ブルー・デイジー



チャイナ・ドール


ドリフト・ローズ




秋の花壇

フレグラント・アプリコット




ドピーカン



ハツユキカズラの紅葉


芳純が満開です。









懐かしのメル・トーメと若き日のリチャード・ストルツマンで「ベニー・グッドマン・トリビュート」。メル・トーメはフランク・シナトラと並ぶジャズシンガーで、ドラムも叩いていました。この映像ではジーン・クルーパをコピーしています。ストルツマンはベニー・グッドマンのアドリブをかなり忠実に再現しています。

ポカポカ V2018/11/03 19:07

最高気温は昨日よりちょっと上がって21.1℃。屋上で作業していると汗が出ます。



本日もドピーカン

左下のマリーゴールドがやけに立派に見えます。




バラは満開に近づいています。









サハラ

ヴィオリーナ

ホワイト・クリスマス



イエロー・シンプリシティ


玄関先のサザンカが咲き始めました。今年は暖かかったせいか、1ヵ月ぐらい遅い感じがします。







ストルツマン夫妻の演奏で、ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』。

佐藤俊介 バッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲2018/11/05 16:27

昨日11月4日は所沢で佐藤俊介のヴァイオリンを聞いてきました。曲目はバッハの無伴奏全曲。1日で全曲弾くのは珍しいと思いますが、ミューズの小ホール(キューブホール)は満員札止め。(ちなみに来週の浜離宮も完売らしい) ソナタ第1番の荘重な重音が鳴り響いた瞬間から、演奏者のみならず聴衆の緊張感がホールに充満していました。ただ、荘重な重音と言っても、通常とはちょっと違う。音楽芸術とはかくあるべしといった趣で厳かに弾かれてきたバッハの無伴奏ですが、重音の響きに濁りがなくて明快にすら感じられるのだ。そして重音を構成する音の一つ一つの意味が明確に伝わってくる。フーガになるとそういった明快さが一層冴え渡る。鍵盤楽器に比べるとヴァイオリンのフーガは音の密度がどうしても薄くなるのは仕方ないが、主題の入りを丹念にニュアンスを付けて表現するので非常にわかりやすい。しかも対位法的な構造をわかりやすく解き明かすだけでなく、和声的な縦方向の響きも細やかにコントロールして、聞き手の耳に愉悦を与えるのを忘れない。シチリアーノではメロディーと対位法的な対旋律のたゆたうようなやりとりをたっぷり聞かせたかと思えば、プレストの疾走感・爽快感は類を見ない。それでいてメロディーの背後から明らかに和声の響きが聞こえる。

パルティータでも、一つ一つの舞曲を丁寧に弾き分けながら、対位法的な構造を表現することを忘れずに、わかりやすく横の線も聞かせてくれる。こんな具合にバッハを演奏するヴァイオリン弾きは今までに聞いたことがないですねぇ。オリジナル楽器のムーブメントの中で、弦楽器はとにかく演奏技術が遅れていました。少なくとも聞き手からすればクイケンの実演は聞けたもんじゃなかった。あれならまだグリュミオーやシェリングの方が面白い。ビオンディもちょっとだけバッハをやったけど、この人はドイツ音楽はお門違いのようだ。最近ナントカ・老婆という女の子がモダンもオリジナル楽器もやりますとかっていうのを売りにしているけど・・・(そうだ、ムローバだ)、あれはバッハの音楽とは全く無縁のお稽古事。その一方で、レ・シエクルやムジカエテルナのように、オケ全体が古楽もモダンもその時代のスタイルで演奏するようなグループが生まれてきています。佐藤俊介のようにモダンとオリジナルの境目を自由に行き来して、その時代の音楽を個性的に演奏できる人が出てきているんですね。いつか所沢で聞いたイブラギモヴァという人もそういった最先端を行く数少ない人かもしれません。

パルティータでは(全部確認しながら聞いていたわけじゃないですが)、音楽を慈しむかのように舞曲の全ての繰り返しを丹念に演奏していました。それなのに全く冗長さを感じなかったのは、繰り返しは二度と同じ弾き方をせず、あたかもその瞬間に生まれ出たかのような装飾を施し、あるいは強弱のコントラストを付け、まるで話をするかのように音楽が自然に流れていったから。このような実演に接することができた幸福感に浸っております。

6曲を一日で弾くこと自体珍しいのに、20分ほどの休憩を挟んで前後半3曲ずつ、完璧に弾ききった佐藤の体力と集中力には脱帽です。3時に始まって終演が5時50分。マラソン・コンサートでございました。

佐藤俊介の弾くバッハの無伴奏パルティータ第2番


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昨日今日と雨が降ったり止んだり。雨量は3.5ミリ。昨日はちょっと肌寒くて昼間の最高気温が17.2℃。今日は22℃まで上がっています。これから先しばらく天気はイマイチで、気温は高めの日が続くんだそうだ。

朝、ちょっと晴れ間が見えたときに撮った写真。
パパメイアン




ドゥフトゴルト




フレグラント・アプリコット


秋の晴天が続くかと思いきや、このところちょこちょこ雨が降っています。




オレンジ・マザーズデイはピークを過ぎたかな。






手前のピンクのバラは芳純。

スペクトラ

ストロベリー・アイス

ホワイト・クリスマス


小泉和裕指揮都響でブラームスのヴァイオリン協奏曲、交響曲第4番2018/11/07 20:04

今日(11月7日)は池袋の芸術劇場で都響を聞いてきました。平日のマチネです。初台のオペラも平日のマチネが多いですが、このところ音楽会の客筋が年寄りばっかりになって、平日の昼間の方が集客が見込めるってことなんでしょう。ロビーの様子は老人病院の待合室のような感じです。

指揮は小泉和裕。いつの間にかいい年になっちゃったんですねぇ。この人ヲジサン(チェルカスキー)とステージ上で大げんか(?)を繰り広げて、チャイコフスキーのコンチェルトだったかなぁ、最後は3拍ぐらいズレて終わったのを覚えている。あの頃からちょっと苦手な指揮者。チラシに名前が載っているだけで避けていたんですが、30年ぶりぐらいに聞くことになっちまいました。まず冒頭のブラームスのヴァイオリンコンチェルト。ソロは台湾人のレイ・チェンという人。29歳。よく弾けている。うまいし、音は大きくて美しい。この人の持ち味なのかもしれませんが、オケに働きかけて一緒に音楽を作り上げるといったことは一切しない。ただバックで流れているオケにきれいに付けている。それはそれで大変な才能なんだけど、ブラームスがまるでイージーリスニングのように聞こえてきます。これは指揮者の小泉にも原因があって、ヲジサンのときもそうだったように、瞬間に没入して音楽を作ることができないんですねぇ。井上ミッキーは瞬間瞬間に心を砕いて、音楽の楽しさを引き出す術を持っていたんだけど、小泉はそういったことには無頓着。あらかじめ予定していた通りの音楽が流れてきます。コンチェルトで一番印象に残ったのは第2楽章冒頭のオーボエのソロから木管のアンサンブルのあたり。とにかく美しかった。レイ・チェンというヴァイオリン弾きに関しては、別の曲を聴いたら個性が見えてくるのかもしれないし、今日のような演奏が彼の持ち味なのかもしれないし、何とも判断しがたい所があります。

レイ・チェンのブラームス。サンフランシスコ交響楽団とのリハーサルだそうです。


後半はブラームスの交響曲第4番。これもきれいに揃えて全く破綻なく最後まで無事に進行しました。カラヤンの音楽と同じで、わざわざ演奏会を聞きに行くようなもんじゃないです。レコードで聞けば十分。いつでも同じ演奏を聴くことができます。予定通り終わってメデタシ、メデタシということなんでしょう。


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一昨日から雨が降ったり止んだり。昨日は30ミリと久々にまとまった雨になりました。今朝方もちょっと降ったらしいんですが、昼間は日も差してきました。

バラが満開になってきました。





パパメイアン



マリーゴールドが雨に打たれて倒れています。


オレンジ・マザーズデイ


現在来日中らしい。ザ・マッカートニー・ローズ

ドゥフトゴルト


芳純


ミニバラ

ブルー・ムーン

クロティルド・スーペール(粉粧楼)

チャイナ・ドール