ワールドカップ ラウンド16 対ベルギー ― 2018/07/04 21:27
ノックアウト・ステージ1回戦となった対ベルギー。オシムのインタビューが入ってきました。
報知新聞
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イビチャ・オシム氏「素晴らしい試合だった、日本はもっとできる」世代交代の必要性も
◆W杯ロシア大会▽決勝トーナメント1回戦 ベルギー3―2日本(2日・ロストフナドヌー)
◆W杯ロシア大会▽決勝トーナメント1回戦 ベルギー3―2日本(2日・ロストフナドヌー)
FIFAランク61位の日本は決勝トーナメント(T)1回戦で同3位のベルギーに2―3で逆転負けし、初の準々決勝進出を逃した。2点を先制するもベルギーの猛攻に耐えきれず、後半ロスタイムに決勝点を奪われた。元日本代表監督のイビチャ・オシム氏(77)がスポーツ報知にロシアW杯特別評論を寄稿。西野ジャパンの戦いぶりを称賛し、世代交代の必要性を説いた。
素晴らしい試合だった。確かに結果は負けだが、日本はこの試合を通じて、そして大会を通して、自分たちが勝てると再び信じられるようになった。本当に素晴らしいパフォーマンスだった。
懸念された守備は思っていたよりもずっと良かった。幾つかのミスはあったがしっかりと再編成され、そう破綻することはなかった。ベルギーがフェライニを投入し、ロングボール攻撃を仕掛けたのにもよく対応していた。ルカクに対してもコレクティブ(組織的)に守れていたのは評価に値する。
ベルギーの決勝点は素早かった。クルトワが瞬時に状況を判断し、デブルイネはひとりでボールをピッチのはじからはじまで運んだ。確かに走るスピードは彼の長所のひとつだが、彼を行かせてはならなかった。
こうした試合の終わり方はあまり気持ちのいいものではない。衝撃が大きく、それを消化するのは容易でないからだ。突然の心臓発作のようなものだ。
日本に求められたのは危険を察知する嗅覚の鋭さだった。延長を視野に入れていたとはいえ、最後のワンプレーに対してもっと敏感になるべきだった。
とはいえ日本は難しい状況をよく戦ったと思う。2対0から2対2に追いつかれ、それでもプレーを続けねばならなかったのだから。
追いつかれたのは、足りないものもまだあるということだ。それらは小さな事柄であるのだが、日本がまだ多くを学ばねばならないのもまた確かだ。愚かなミスを犯す可能性は常にある。しかしそうしたミスとも共に生きねばならない。もちろん二度と犯すことのないよう修正していく必要はあるが、最悪だとばかり言って後悔しても仕方がない。
客観的な視点に立てば見るに値する試合で、素晴らしい試合が見られたという喜びが最後に残った。日本はフィジカル面でも悪くはなかった。とても重要なことで、ここまでやってきたことに間違いはなかったと確信を持っていい。
何が良くてどこを目指すのか。それをハッキリと意識して歩みを進める。より遠くまでだ。それには勇気がいるし、プレーのクオリティーも必要だが、今日、日本が示したのはもっとできるということだった。
日本代表はこれから変わっていくべきだ。このチームは長い間、同じ選手たちがプレーしている。ベテラン選手はさまざまな経験を経て多くのことを身に付けている。代表での経歴も長く、彼らが日本の質を高めたといえる。だが、それももう終わろうとしている。幾人かは新たにスタートを切るのは難しい。新しい選手がどのぐらい入ってくるのか注目していかねばならない。彼らがこれからの代表を支えていくのだから。
チームを完成させるには少し補強が必要だ。(長友に代わる)左サイドバックや屈強なストッパーが必要だし、よりクリエイティブ(創造的)なミッドフィールダーも、機動力に富みアグレッシブ(攻撃的)で得点能力の高いフォワードも。
これからのサッカーはさらにスピードアップしていく。選手のスピードもプレーのスピードもだ。それにはさらなるフィジカルの強化が不可欠だ。フィジカルに問題のある選手は、これからはプレーをしていけない。
変わらないのがテクニックの分野だ。多くの選手は自分が優れたテクニックを持っていると思い込んでいる。しかしプレーのスピードがアップすれば決して十分ではない。さらに技術は向上できるし、それには若年層からもっと練習を積んでいく必要がある。
これからの他の国のことばかりを考えるべきではない。自分たちのことをもっと考えて、正しいと思える道を歩んでほしい。(元日本代表監督)
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こそばゆい外交辞令はともかく、問題は
「日本に求められたのは危険を察知する嗅覚の鋭さだった。延長を視野に入れていたとはいえ、最後のワンプレーに対してもっと敏感になるべきだった。」
この一言。どうやってゲームを終わらせるかという問題点の指摘です。いわゆる体育会的なノリで、最後のコーナーを蹴ってしまいましたが、あそこで冷静になれるかどうか、そこがインテリジェントなサッカーのメルクマール。サッカーってのはもうちょっと頭を使うスポーツなのよ。香川が寄っていったにもかかわらず、キッカーは相手のキーパーに山なりのパスを出してしまった。
失点のシーン、本田の蹴ったボールをクルトワがキャッチしてからゴールまで、9.3秒だったそうです。ボールは疲れませんから100メートルの世界記録よりちょっと速い。まずすごいと思うのは黄色いユニフォームの主審。このピッチは恐らく縦105メートル。アディショナルタイムに入ってもみごとに走り抜いています。
昌子が懸命にシャドリを追って走りますが、どうしても追いつけない。シュートと同時に右横から滑っていますが、どうでしょう、50センチぐらいかな、残念ながら届いていません。試合後にピッチを叩いて悔しがっていたシーンが印象に残ります。
雨? ― 2018/07/05 15:57
雨ですが現在までの雨量が2ミリ。気温は30℃を割り込みましたが、湿度が80%とか。人間を馬鹿にした暑さです。
シャルル・ド・ゴール
芳純
インカ
ザ・マッカートニー・ローズ
マツムシソウ
ムーン・シャドウ
ニコル
カワラナデシコ
パパメイアン
パレード
サルスベリ
ストケシア
ストロベリー・アイス
ホワイト・クリスマス
イエロー・シンプリシティ
反田恭平のピアノでラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』から第18変奏付近。有名なパガニーニのカプリッチョ第24番の反行主題です。まず出光音楽賞の受賞者演奏会らしき映像。
同上、東フィルの定期から。伴奏オケ&指揮者、録音状態など全く異なりますが、それにも増してピアノの弾き方ががらっと変わっているのが面白い。音楽的な引き出しの多いピアニストのようです。
* TPO & two great young artists sparkle together! Andrea Battistoni & Kyohei Sorita play Rachmaninov
本歌のパガニーニのカプリース24番。Midori(五島みどり)です。
雨! ― 2018/07/06 16:47
全国各地で大雨の被害が出ているみたいです。保津川というか大堰川というのか、はたまた桂川なのか、京都の渡月橋のあたりが溢れそうになっていますねぇ。吉兆やらんざんが立ち並ぶあたりは、もう水をかぶっているみたい。
東京でもやっと降り出しました。夜中からの雨量が26ミリ。まあ雨らしいと言えないこともない雨量ですが、大半は夜中に降ったらしく、明るくなってからはポツリポツリって感じ。
さすがにこの程度でも屋上はしっとり濡れて、芝生が生き生きとしています。
芳純
イエロー・シンプリシティの向こうはアンジェラとニコル、一番奥はサルスベリ。
咲き始めたサルスベリの花が水を吸って枝が重そうに枝垂れています。
中央はストロベリー・アイス
リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ。これがいいぞって録音を知らなくて、いろいろザッピングしていたら偶然見つけた珠玉の演奏。ジネット・ヌヴーです。「古すぎ」って言われるかもしれませんが、夭折の天才ヴァイオリニストの面目躍如といった音楽です。
雨上がり ― 2018/07/07 20:52
昨日からの雨は合計で30ミリ程度。東京だけあまり降ってないんですねぇ。気温は昨日は19℃まで下がったけど、今日は30℃超え。猛烈に蒸して、しみじみ日本の夏を感じさせてくれます。
どんより曇って蒸し暑い一日でした。
前回芝生を刈ったのは6月27日。芝生はちょっと伸びています。
10日ぶりに芝刈りをしました。レンガに沿って茶色いところがありますが、前回軸刈りにしたところ。ほとんど伸びていません。
この気温になるとケンタッキー・ブルーグラスはほぼ成長しません。多少なりとも伸びているのはこの2〜3日の雨のお陰です。
30分ほどで芝刈り終了。
多少さっぱりしたでしょうか。刈り取り量はかなり少なくて、45リットルのゴミ袋に2/3ぐらいだったでしょうか。
バリカンでエッジを処理してから10日経っていますが、ボーダー付近はほとんど伸びていません。これから先、夏の間芝刈りは2週間に1回ぐらいでしょうか。
芳純
コルデス・ペルフェクタ
アンジェラ
ムーン・シャドウ
カワラナデシコ
雨上がりのせいか、サルスベリの枝が枝垂れています。
巨大な花房
ヌヴーのヴァイオリンでパラディスのシシリエンヌ。音楽史のサイドストーリーですが、モーツァルトと同時代の盲目の女流ピアニスト。モーツァルトのコンチェルトの18番は彼女のために作曲したんだそうだ。で、その彼女の作として唯一今でも演奏されるのがこの曲。穏やかな波間をたゆたう小舟を描写するかのようなゆったりとした6拍子の、美しいシチリアーノのメロディーです。
暑い日が続きます ― 2018/07/08 19:57
最低気温25.2℃、最高気温33.9℃。猛暑が戻ってきました。
夏の花
ミニバラ
芳純
午前中は曇りがち
この時期一番目立つのはサルスベリ
ラ・フランス
イエロー・シンプリシティ
ザ・マッカートニー・ローズ
インカ
ナデシコ
ニコル
パパメイアン
ジネット・ヌヴーのヴァイオリンでラヴェルの『ツィガーヌ』。シャルル・ミュンシュ指揮のニューヨーク・フィル。
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