インバル指揮の都響で未完成と悲愴2018/03/30 19:10

今日3月30日は平日なのに池袋の芸術劇場でマチネを聴いてきました。インバルと都響は20年以上のコンビですが、あまり印象に残る演奏会にはめぐり逢っていません。まあそんなに数多く聴いているわけでもないんですが。インバルって指揮者は1点1画おろそかにすることがない、いわば楷書の音楽をやる人です。それがみごとにはまるときもあれば、かなりつまんない音楽になっちゃうこともある。未完成は細部までおろそかにせず、丹念に描いていました。テンポや楽器のバランスなどで新しい発見があるような演奏ではないんですけど、しみじみ心に染み入る音楽でした。悲愴も同じ。両方の曲ともに木管楽器の音色がよかったですねぇ。オーボエにファゴット、それからクラリネット。ホルンもよかったな。

まあそんなところ。真っ昼間からかなり重たい曲目でございました。



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今日は少し気温が下がって最高気温が18℃ぐらい。


朝からグングン湿度が下がって、今日は久々にドピーカン。湿度が低いと空の色がきれいです。






パーゴラのつるバラには蕾も出てきています。

ノースポールとスミレ


このスミレがあっちこっちで顔を出しています。普通ヴィオラってなかなかこぼれ種からは発芽しないんですが、こいつだけはやけに繁殖力が旺盛。


シラー・シベリカ



ケンタッキー・ブルーグラスがずいぶん緑になってきました。来月の上旬には芝刈りをすることになるかもしれません。

バラの新芽が輝いています。

スノー・フレイク




音楽会からブラブラ歩いて帰る途中、ちょっと寄り道してお花見。自由学園の桜です。もう見頃は過ぎて葉桜になりかけていました。

建物はフランク・ロイド・ライトの設計。