メジロがやって来た2018/01/16 19:02

最低気温2℃、最高気温13.8℃。寒気はすっかり緩んで、昼間はポカポカ陽気でした。




ブルー・デイジー

かなり徒長しています

楽園

クリムゾン・グローリー

ドゥフトゴルト

芳純

レディ・ヒリンドン。蕾がまだたくさんあります。

ザ・マッカートニー・ローズ

今日はこんな空模様。寒気が去って、ちょっと湿度が上がっているみたい。晴れですが、薄雲がかかったような感じです。


暖かさに釣られたんでしょうか。こんな客人が。

今年初めてのメジロさんです。

きれいな声でひとしきりさえずっていました。

バラを軽く剪定したんで、花壇は今が一番スカスカな状態です。



2月末か3月始めにもう一段短くします。



視界の端にちらっと気に掛かるものが。よく見たらヴェロニカでした。4月上旬、満開になるとこんな様子になります

イエロー・シンプリシティ


隣の新築現場。今日は作業員2人で基礎の鉄筋を組んでいました。




今日のお題も『覇王別姫』。日本の歌舞伎の始まりは出雲の阿国(お国)が京都の四条河原で歌舞伎踊りを踊ったことにあると、まあ一般に言われています。今でも四条大橋の東詰の北側、川端通りに面したあたりにこんな像が立っています。最初歌舞伎は女が踊っていた。当時の四条通は今と違って表通りが花街になっていたんだそうで、女の踊りはいかがわしさに輪をかけるというわけのわからん理由で幕府に禁止され、若衆歌舞伎に取って代わられます。これも若い男の美貌が売りの芝居。男色になびく者が続出したかどうか知りませんが、これも風紀上好ましくないってんで禁止され、現在のような女形が登場する歌舞伎が出来上がったんだそうだ。

歌舞伎も京劇も外連味たっぷりな様式美の世界ではありますが、両者の一番の違いは京劇の役者が歌うところ。歌声の良さ、節回しなどに中国人は熱狂します。英語でBeijin Operaと言われる所以です。歌舞伎の場合唄は役者が歌うんじゃなくて、浄瑠璃とか長唄とか、要するに地方が歌います。

歌舞伎とは逆に現代の京劇では女の役は女性が演じます。京劇の歴史は歌舞伎よりは遙かに短いですが、それでも数十年前までは女形がいました。その中でも超有名な梅蘭芳(めい・らんふぁん)が虞姫を演じた映像が残っていました。多分50〜60年前の撮影じゃないかと想像します。京劇の普通の舞台映像ではなくて、書き割りやら大道具・小道具もかなり立派で、映画仕立てにして収録したもののようです。芝居としては昨日紹介したのとほぼ同じタイムテーブルで進行します。
32分あたりから「垓下の歌」。
34分40秒あたりから42分30秒ぐらいまで虞妃の剣舞。
44分30秒から虞妃最後の歌。46分、虞美人が項羽の刀を引き抜いて自害。