ザンデルリンク指揮のドレスデン・フィルでブラームスの4番、1番 @所沢 ― 2017/06/25 22:54
今日(6月25日)は所沢のミューズでドレスデン・フィルを聴いてきました。歩く時間も勘定に入れて、うちから50分ぐらいはかかるんですが、ミューズってホールは響きが極上のホール。近頃面白そうな演奏会があると都内よりもこちらの方に聞きに行くことが多くなっています。
この日はブラームスの交響曲を2曲。ドレスデン・フィルってのはゼンパーオーパーのオケ、いわゆるシュターツカベレとは違うんですよね? あれはなんかまったりして、よく言えばいぶし銀のオケですけど、あまり面白かった覚えはない。それと別物だとすればたぶん聞いたことがないオケです。シュターツカペレよりは明るい音色で、多分コンサート専門のオケですから機能的にもよりモダンな雰囲気です。もう東欧だ、中欧だ、ドイツだフランスだっていうオケの特色はほとんど絶滅していますが、このオケも明るい音色で底力も十分。ちょっとアメリカのオケのようなアッケラカンとした音楽をします。ブラームスらしくないっちゃぁ、そうなんだな。4番のパッサカリア、ドロドロとして底なし沼にはまったような瞬間がまるでない。均整美、予定調和って響きがします。
1番の第2楽章。まるでパーシーフェイス・オーケストラか101ストリングスかって感じ。ホントに引っかかりがなくて、すらすら流れるイージーリスニングです。スケルツォっぽい第3楽章も、弦がささくれだつ瞬間がありません。これは何なんだ? 第4楽章。ひたすらきれいに流れていきます。ホルンの一吹きからフルートが引き継いで、トロンボーンのコラールになるあたり、よどみなくすらすら美音が繰り出されますが、でも、こりゃブラームスじゃないなぁ。アタシが言うのもなんだけど。全然ブラームスらしくない。こんなもん比較してどうなるってもんじゃないけど、指揮者によっては都響や読響の方が遙かに面白いブラームスを聴かせてくれるんじゃないかと思います。オケの性格なのか、それともザンデルリンクって指揮者の性格なのか???
まあイージーリスニングとして響きを満喫しました。ミューズの3階席はいいですねぇ。
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朝のうちちょこっと雨が降りました。4ミリとか5ミリ程度。まあ、降らないよりはいい。でも外に出ると蒸し暑いこと。
夏の花壇
ドリフト・ローズ2種
シャルル・ド・ゴール
フレグラント・アプリコット
ハツユキカズラの新芽
ヒューケラ
ザ・マッカートニー・ローズ
マダム・アルフレッド・カリエール
マツムシソウ
バテレン坊主のトンスラ
影が薄いバラ、ムーン・シャドウ
オレンジの花は楽園
オールド・ブラッシュ(夏の名残のバラ)
パパメイアン
ピンクの花はラ・フランス
パレード
スペクトラ
ストケシア
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