大野和士指揮 都響 ドビュッシー『牧神の午後への前奏曲』 ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 ベートーヴェン 交響曲第6番 @東京芸術劇場2017/06/21 16:49

今日は池袋の芸術劇場で都響を聞いてきました。平日のマチネ。ですがお客さんは結構入っていました。さすがに年齢層が高かったかな。

プログラムの趣旨はヨーロッパの田舎。まずギリシャの田舎。パンが笛を吹いているんでしょうね。強烈な日差しがちょっと陰った田園の昼下がり。昼寝の後の物憂い気分なのか、けだるい響きなのか。心象風景を透明なサウンドで描き出していました。

2曲目はおフランスの田舎。ダンディの曲はあまりにも有名ですが、滅多に実演に接することがないような気がします。循環主題が全体の雰囲気を決定しているんですが、それも和声やリズムなどを変えて、様々な雰囲気を音で表現します。ピアノは近現代ものに定評のあるロジェ・ムラロ。深い響きの低音、煌めくような中音から高音。切れ味の鋭いワクワクするようなアルペッジョを聞かせてくれたかと思うと、一転してしっとりとした歌心も聞かせてくれます。ドビュッシーに続いて大野の指揮も色彩豊かなこの曲を見事に描き出していたと思います。

後半はオーストリアの田舎。久々に大オーケストラで田園を聞きました。スケルツォから嵐、第5楽章までの一連の響きはものすごく大きなスケールで、しかも細部まで入念に磨き込まれた演奏だったと思います。管楽器もうまかった。



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今日は本当に久しぶりのまとまった雨です。現在夕方の5時前ですが、35ミリぐらいは降ったみたい。まだもう少し降りそうです。

今朝本降りになる前に撮った写真です。


パパメイアン

オールド・ブラッシュ(夏の名残のバラ)

スペクトラとサハラ