そうだ京都、行こう2 瑠璃光院〜大原2016/11/12 16:42

翌日は大原へ。途中八瀬の瑠璃光院に立ち寄りました。

拝観料2千円也。ですが、それだけ出しても見る価値のある庭です。


大きく蛇行している高野川の流れの南東側。山腹に沿って建てられています。


どこを切り取っても一幅の絵になっちまう。


残念ながらモミジの見頃はまだ先です。でも緑の庭が美しい。瑠璃(ラピスラズリ)光っていう名前がぴったりきます。






八瀬から大原まではバス。終点で降りてまず寂光院へ。

静かな大原の田園地帯。コスモスが終わりかけていました。

寂光院は多少紅葉が始まっていました。





かなり前に火事で本堂や仏像は焼失しましたが、きれいに再建されていました。
建礼門院徳子の庵があったあたり。

ここも苔の緑が鮮やかです。

バス停に戻り、さらに三千院方面へ。
こちら側ではまず三千院向かいの実光院へ。声明で有名な、音楽の寺院です。



名物、不断桜(ふだんざくら)。

そうだ京都、行こう3 大原三千院2016/11/13 16:18

昨日に続いて、今日も大原の画像。
大原と言えばやはり三千円。じゃなくて三千院。デューク・エイセスの歌で有名ですニャー。ここも見事な庭を持つ寺院です。





往生極楽院前のモミジは、あと2週間ぐらいしたらこの世の極楽を演出するはずなんですが、緑のモミジと苔の庭もしっとりと落ち着いた良さがあります。お堂の中には、小さな建物には不釣り合いなほど巨大な国宝の阿弥陀仏と二体の菩薩が安置されています。


色合いの異なる苔の配置が見事です。



かすかに紅葉が始まっていました。



水面に映るモミジ。


三千院前の石垣



これも音楽のお寺、三千院のすぐ近くにある勝林院。天台声明発祥の寺院とも言われます。

法然と学僧たちが交わしたという「大原問答」の舞台になった寺院。ここも本尊は阿弥陀仏。
前立ちというのか、門前の卒塔婆のようなものまで、仏さんの指から極彩色の綱が張られています。

欄間の透かし彫り

勝林院からちょっと下ると、この地区で一番奥まった所に宝泉院があります。


ちょっと色づいています。


L字型に解放された窓から望む庭がすばらしい。俗に額縁庭園とか言うらしい。

建物の中には伏見城から持ってきた血天井なんて、生々しいものもありますが、名物は額縁庭園の「五葉の松」と右方向の庭にある沙羅双樹。

そうだ京都、行こう4 嵯峨野 あだしの念仏寺2016/11/14 10:21

朝起きたら雨が上がっていました。

ホテルの部屋のルーフバルコニーに出てみると、鮮やかな虹が架かっていました。

太陽の動きに沿って、虹も次第に東に移動。右端は吉田山あたり。

左端は三条河原町あたりかな。

この日は嵯峨野を散歩。

大覚寺は大雑把な寺で見所はほとんどないんですが、ちょっと木の葉が色づいていました。

清涼寺の仏像なんかを見て、ぶらぶらと鳥居本方面へ。これは民家かな? お獅子が逆立ちしていました。

ちょっと眠そうな龍もいます。

こっちはかなりバテバテであごが出ています。


あだしの念仏寺

ちょっと日が差してきました。



小さいですが、ここも庭のきれいなお寺です。

2時間ドラマでお馴染みの光景。

そんなに規模は大きくないんですが、ここの竹林もみごと。

モミジが少し色づいていました。




拝観料を徴収する小屋。


門前の参道も趣があります。


そうだ京都、行こう5 嵯峨野22016/11/14 10:53

嵯峨野の檀林寺、祇王寺、滝口寺と小さなお寺が3つ並ぶあたり。










モミジの名所、二尊院

晴れて暖かい日差しがあたりを照らしたかと思うと、突然雨が降り出すといったせわしない天気でした。いわゆる狐の嫁入り。




芭蕉の『嵯峨日記』の舞台

落柿舎



嵯峨野の最後は常寂光寺


藤原定家が百人一首を編んだとされる、小倉山の斜面にひっそりと佇むお寺です。




そうだ京都、行こう6 鴨川の水鳥2016/11/15 10:16

祇園白川が鴨川に注ぐあたり…



急がなくちゃ、お茶に遅れちゃう。

お越しやす。

ズンズン

ん?

チビは呼んでないよ。

んだ、んだ。


やっぱ、足の長さでしょ。




ちぇっ、いいもん。

何やってるんだか。


んぐっ