パリ管 メンデルスゾーンVnコンチェルト、マーラー5番 ― 2016/11/26 11:05
昨日(11月25日)は池袋の芸術劇場でダニエル・ハーディング指揮のパリ管を聞いてきました。2日連荘ってことになります。この日は株屋の招待筋が思ったほど来なかったみたいで、客席は一昨日よりは空いていた感じ。プログラムも一昨日の方が魅力的でしょう。前半はジョシュア・ベルのヴァイオリンでメンデルスゾーンのコンチェルト、後半はマーラーの5番。前日はブラームスのコンチェルトでしたから、メイン・ディッシュの重みがありましたが、メンデルスゾーンはマーラーの前座といった弾き方。粘らず軽やかに弾き進んで、後味さっぱり。
マーラーの5番ですが、別にこだわりがあるわけじゃなくて池袋でやるからってだけでチケットを買っちゃったんです。サントリーだったら絶対に買わなかったでしょう。まあ、面白く聞けたと思います。たぶん実演で聞くのは初めて、レコードも持ってないし、テレビやラジオでマーラーやってたらまず聞くことはないし、要するにどうでもいい曲目だったんですが、ちょっと長いね。まとまりがつかず、アッチこっちに手を出しては散らかしっぱなしで音楽が進んでいきます。そういった所が好きな人にはたまらなくいいんだと思います。初めて全曲聴いて率直に言うと、前日のベルリオーズみたいに抜粋で4楽章と5楽章をやればいいんじゃないかなって気がした。まあ、冒頭のラッパの出来にこだわる人も中にはいるみたいですが。
知らない曲だからネット上の感想などちょっと眺めてみると、「おフランスらしいマーラーだ」とか、「フランスのオケにドイツものができるわけがない」とか、強烈なレイシスト発言が並んでますね。中にはヘイトスピーチ紛いものまで散見されます。マーラーがドイツのシンフォニーだって言い方にもちょっと引っかかるし、なんだかなぁって感想が多いですねぇ。
こんなものかっていうのがわかったんで、もう2度と聞くこともない曲かな。まあそんなところです。
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本日もドピーカン
一番日当たりがいい北西の花壇
名残のバラ
シャルル・ド・ゴール
ナデシコ。一昨日の雪から立ち直ったみたいです。
ハツユキカズラの紅葉
隣のうちの蔦の紅葉
アリスター・ステラ・グレイ
ヴィオリーナ
インカ
コルデス・ペルフェクタ
うちのモミジは汚いんだよねぇ。
チャイナ・ドール
オレンジ・マザーズデイ
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