トン・コープマン指揮 アムステルダムバロック管弦楽団2016/10/04 16:06

オペラシティで聞いてきました(10月3日)。ホントに久しぶりの来日です。前回は呼び屋が倒産して散々な目に遭ったようですが、8年ぶりぐらいでしょうか。コープマン単独では今年の6月にオルガンを聞いています。

今回のオケとの来日、曲目はまあバッハ名曲コンサートといった趣。一曲目から賑やかな管弦楽組曲第3番。コンツェルトマイスターリンがキャサリン・マンソンになってからはたぶん初めての来日だと思いますが、序曲の中間部のソロなんか、なかなかやるねぇ。切れ味がいいですね。冒頭からトランペットもよく鳴っていました。次のシンフォニア・ニ長調というのはラッパも木管も入って、しかもこれまたヴァイオリンの超絶技巧が繰り広げられるという変な曲。それから3曲目がブランデンブルク協奏曲の第4番。爽やかなリコーダーのアンサンブルに加えて、これもまたヴァイオリンの超絶技巧が楽しめる曲です。第2楽章のゆったりとしたアンサンブルが美しかった。第3楽章のフーガは鮮やか。

後半はまずブランデンブルクの3番。弦楽器だけのコンチェルトですが、16分音符がずらっと続く所でもニュアンスが豊かです。第2楽章は例によって、コープマンの長大なソロを堪能しました。次にカンタータ42番のシンフォニア。弦の伴奏に乗ってオーボエとファゴットがきれいな掛け合いをする、ダ・カーポ形式の曲。この木管の音色は絶対にモダンの楽器では聞くことができない、ため息が出るほどの美しさでした。最後に全員集合で管弦楽組曲の第4番。賑やかで華やかで、しかも颯爽としたテンポ感。いや久々に楽しいバロック音楽の一夜でありました。



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昨日は雨が降ったり止んだりで、かなり蒸し暑い一日でしたが、今日は一転ドピーカンでございます。10月だというのに本日の最高気温、いまのところ33℃!!!
昨日多少なりとも雨が降ったというのに、庭のバラの蕾がくったりとしています。夕方になったらたっぷり水を撒かないと…


ツマグロヒョウモン。先日は雌が2匹飛んでいましたが、今日は雄雌のつがい(?)で飛び回っていました。



このコニファー、5〜6年前に植えた時には、丈が120〜150センチ程度までしか伸びませんという話だったんだけど、すでに160センチを越えています。去年も一度120センチぐらいまで刈り込んだんですが・・・話が違うよ。

また20センチほど刈り込んで、周囲もかなり鋏を入れました。どうしてもコニファーって奴は、蒸れて内部が枯れ込んじゃいますね。なんかうまい剪定の仕方があるのかな?


ストロベリー・アイスが咲き始めました。白いのはクロチルド・スーペール(粉粧楼)

ドピーカン




先月夏剪定をしたザ・マッカートニー・ローズの赤い新芽。赤い花が咲くバラは、新芽も赤です。

オールド・ブラッシュ

いろんな名前があるバラですが、一番有名なのは「夏の名残のバラ」でしょうか。日本では庭の千草」と歌われる曲。宝島とも蒸気機関とも関係ない、スティーブンソンさんが作曲した名曲です。このメロディーはあっという間にヨーロッパ中に広まったみたいで、メンデルスゾーンが変奏曲を書いてるし、フロトーの『マルタ』の主題歌になっていますね。あ、それから忘れちゃいけないのは、エルンストの『夏の名残のバラ変奏曲』。

もっとも今日はまだまだ真夏の陽気です。


マツバボタンが暑苦しさをいや増しに増しております。

オレンジ・マザーズデイ


オレンジ色のサハラ

赤いのはパレード、白はマダム・アルフレッド・カリエール


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